有機栽培の問題点 -有機物に混じる抗生物質-

有機肥料なら安全。とは言い切れない

自分でつくった有機肥料を使っているなら問題ないかもしれない。

買っている場合、どこでどのようにつくられた有機物か把握する必要がある。

有機肥料で最大の問題と言える「抗生物質

家畜の糞には、抗生物質(あるいは抗菌剤)が含まれている可能性が非常に高い。

抗生物質の75%は糞便に混じる

家畜には当たり前のように使われる抗生物質。

腸を通過して糞便として排出されるのが約75%ある。

抗生物質は殺生物剤

生態系再生型農業をしていく上で、糞便に含まれる抗生物質は天敵。

せっかく増やした土壌微生物を殺してしまう

家畜に抗生物質を使うとよく肥える

家畜の感染症を治すためにも使われるが、病気でなくても使う場合が多い。

抗生物質を与えると家畜が良く肥えるのだ。

つまり太りやすくなる。

結果として利益を生み出すので使わない手はない。

人間も抗生物質を使うと肥満になりやすいことが証明されているが、ここでは関係ない。

有機肥料だからといって、このような肥料を使うことは農薬を使うことと大差ないのだ。

このような理由からも「有機栽培」は生態系再生型農法とは言えない

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