人は過去の常識に囚われ、新しいものを受け入れられない

【センメルワイス反射】過去に囚われ新しいものを拒絶

センメルワイス反射とは、旧来の通説やパラダイムに反する新しい知識への拒絶反応

1840年代後半、病気を減らすために「手洗い」を推奨した医師『センメルワイス・イグナーツ』

病棟で医師が手洗いをする習慣が無かった時代、手洗いを推奨し病気を減らすことに成功。

しかし、医師たちは快く思わず激しく批判

手が汚いと言われたも同然であり、病気の原因が自分たちにあるとは認めたくない

激しい批判の中でも、病気を減らすため手洗いの推奨をやめなかった彼は重いうつ病を患う。

生前に彼の功績が認められることなく、精神病院で最期を迎えた。

今では医師が手を洗うことは常識となっている。

この一件を教訓とすべく、彼の名をとって『センメルワイス反射』と呼ばれるようになった。

【認識共同体】長い物に巻かれろ・出る杭は打たれる

認識共同体とは、社会学者ピーター・ハースの考えた概念で「同じ考えを持つ集団」のこと。

自分で考えて決めたつもりでいても、無意識で環境に左右されている。

人は同じ考えをもった集団を形成したがり、それと相反する意見を認められなくなる。

日本人は特に人と同じであることに安心感を得る民族。

「みんながやっているから」その風潮に合わせようとする。

自分と合わない人とは距離を置きたがる。

新型コロナウイルス騒動という茶番劇が見事にハマった。

微生物の世界を知ったものなら分かる「感染症対策」という名の「感染拡大政策」

非病原性微生物の密度が高いほど病気にかかりにくい。

この真実は多くの日本人から拒絶され、今なお徹底的に消毒が行われている。

植物を育てるのに肥料はいらない水もまかない

野菜を育てるには肥料が必要不可欠だと信じている人はどのくらいいるだろう。

山や森を見れば分かる。

自然界は肥料など撒かれずとも元気に大きく育つ。

じゃあ砂漠はどうなんだ?

砂漠の原因は農業である。

これまで農業は土を耕すという常識に縛られてきた。

栄養の失われた土では植物が育たないため肥料を撒くことを覚えた。

人間は、人間が食べていくために自然環境を犠牲にしてきたのだ。

それは長く続かない。

未来の常識は「微生物との共存・協力」となる。

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